15.新しい関係を作ろう
「親はいつまでも強く、自分を守ってくれる存在」。子どもの立場からすると、心のどこかでそんな思いがあるものです。しかし目の前にいるのは、肉体的にも精神的にも弱くなってしまった状態の親。まずはその現実を素直に受け止めましょう。
そのうえで、新しい家族の関係を作ることが大切です。ここで重要なのは「お世話する側」と「される側」という一方的な上下関係にならないよう、気をつけること。いつのまにか互いの心に歪みを生む一因となりがちです。本音をぶつけ合うことができるのは、家族だけの特権。
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