16.こまめに話しかけよう
生真面目なお年寄りほど「誰かに迷惑をかけてはいけない」と、困ったことがあっても内緒にしてしまうことがよくあります。また、身体や心が思い通りにならないなかで、とまどいや不安、苛立ちが募るのは、むしろ自然な状態とも言えます。
こうした相手と接するのに大切なのは、ちゃんと目を見て話をすること。昔の思い出話、お天気の話、食べ物の話など話題はなんでもよいので、ゆっくりと大きな声で話しかけてあげましょう。気軽に話し合うなかで、親の心身の変化やうまく口に出せない希望などが見えてくるものです。
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